透明・軽量のセグメントで確実施工
耐震性に優れた部材を使用
この工法では、透明・軽量なプラスチック製のセグメント材を既設人孔入口から人力にて搬入し、既設管きょ内で規定の場所に運搬した後、ボルトナットで組み立てます。その後、既設管きょとの隙間に3S充填材を注入、3Sセグメント材・3S充填材・既設管を一体化させた複合管を構築する技術です。3Sセグメント工法なら、老朽化した下水道管きょの形状・サイズに合わせた施工が可能です。"
大型や特殊な機械は不要です。最小限の範囲内で、人孔入口からのセグメント、およびツールの搬入が可能になります。これにより、従来の工法に比べて施工の準備や手間が大幅に削減されました。
プラスチック製の透明なセグメントを使用することによって、充填材の注入状況が目視で確認できます。余分な作業が減り、スムーズな施工が可能です。また、完成した管きょは新管と同等以上の強度を確保できます。
(本管)
適用範囲 | |||
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管 種 | 鉄筋コンクリート管 | ||
形 状 | 円形 | 非円形(矩形、馬蹄形) | |
管 径 | 800~3,000mmm | 短辺 1,000mm以上 長辺 6,200mm以下 |
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施工延長 | 制限なし |
施工性 | ||||
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形 状 | 円形 | 非円形(矩形、馬蹄形) | ||
継手部管ズレ段差 | 20~70mm | 呼び径の2% | ||
継手部管隙間 | 150mm | |||
継手部屈曲角 | 最大20° | 最大17° | ||
下水供用下 (流水施工) |
水深 | 呼び径800~1,500 : 呼び径30%以下 | ||
呼び径1,650~3,000 : 50cm以下 | ||||
流速 | 水深30cm以内 : 1.0m/sec以下 | |||
水深30cm超 : 0.2m/sec以下 | ||||
分割施工 | 底部および上部 | |||
上下流同時組立 | 二口施工 | |||
曲線半径 | R=3.2m以上 | |||
資材重量 | 1部材4kg以内、人孔口環φ600より搬入可能上 | |||
占有作業帯 | 組立時 : 最小22.5m2 標準30.0m2 充填注入時:35.0m2 |
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充填材注入 | 目視確認可能 |